概要
日本企業が抱える低収益性の課題に対処し、投資家や市場からの信頼を勝ち取るためには、ROICを意識した戦略的な経営が重要です。多くの企業がROICの導入に着手しようとしていますが、「どのように導入するべきか」「どうすれば具体的な成果に結びつけられるのか」といった悩みを抱えているのが現状です。
この講座では、全体最適のROICマネジメントによって高業績と企業変革を成し遂げたオムロン株式会社の元CFO兼グローバル戦略本部長である日戸興史氏を講師としてお招きします。日戸氏は、オムロンでROICマネジメントを実践し、およそ10年間で企業価値を4倍超へと飛躍させた立役者として広くグローバルに高く評価され、米国Institutional Investor Research社が発表する経営者評価ランキング「2022 Japan Executive Team」において日本を代表する優れたCFOの総合3位に選出されています。オムロンにおいて、どんな試行錯誤があり、どのように変革を進めたのか、そして、成功の裏にはどんな思考がベースにあったのか。オムロンヘルスケアで実践した事例を中心に「全体最適の実践ROIC経営」を、具体的に、直接学べるまたとない機会です。
基礎編では、ROICマネジメントの理論と基本的な概念を学び、実践編ではその理論を現実のビジネスシーンでどのように活用するかを事例を通じて深く掘り下げていきます。
ROIC経営に関心の高いコーポレート幹部、管理職の皆様のご参加をお待ちしています。
実践編をお申し込みの前に、
基礎編オンライン研修を無料で受講いただけます。
研修の狙い
・ROIC経営の基礎から応用まで、全体最適のアプローチを理解する
・経営部門と事業部門が協力し、組織全体でROICを向上させるための具体的な戦略を学ぶ
・機能横断的なチームワークを促進し、ボトルネックを特定し解決するための方法を習得する
・成長を犠牲にすることなく、収益性の向上を図るための思考法と実践法を学ぶ
対象者
CFO、経営企画、経理・財務部門の幹部・管理職をはじめとした、コーポレート部門の幹部・管理職の方のご参加をお待ちしています。
プログラム概要
無料でご視聴いただけます!
基礎編(オンライン研修)
ROIC経営の基本的な考え方を学ぶe-ラーニング形式のオンライン研修です。PBR1倍割れが指摘されるなど日本企業の低収益性が問題視されている中、ROICに代表される収益指標が注目されています。この講座では、企業価値を高めるために必要な理論的知識を学びます。特に、CFO機能がどのように全社的な変革をリードするかに焦点を当てています。
講義時間 (動画時間) |
約1時間30分 |
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視聴可能期間 | 2024年11月15日(金)まで |
料金 | 日本CFO協会会員 3,300円 本講座の協賛企業にご登録された情報をご提供することに「同意」頂ける方は以下の「無料キャンペーンコード」をお申込みの際にご入力いただくと無料でご視聴いただけます。 無料キャンペーンコード:grtroic |
講師 |
日戸 興史 氏
一般社団法人 日本CFO協会 理事 前オムロン株式会社 取締役 執行役員専務CFO 兼 グローバル戦略本部長 プロフィール ▼
対談:
日置 圭介 氏
一般社団法人 日本CFO協会/日本CHRO協会 シニア・エグゼクティブ re-Designare合同会社 代表 プロフィール ▼
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無料キャンペーンコード:grtroic
※無料のキャンペーンコードをご入力のうえお手続きください。
※無料のキャンペーンコードご利用の場合、登録いただいた個人情報は
協賛企業であり講師所属団体である株式会社Goldratt Japanに提供させていただきます。
※手続終了後、本Webページ下部よりログインしていただきご視聴ください。
※ご入金頂いた受講料につきまして、キャンセルによるご返金は一切お受け致しません。
実践編(集合研修)
ROICマネジメントの具体的な事例と応用方法を学ぶ対面形式の集合研修です。講師の日戸氏は、約10年間で企業価値を4倍にまで引き上げた実績を持ち、2022年には日本を代表する優れたCFOの一人に選出されています。本研修では、実際にROIC経営をどう導入し、成果を上げるかについて、また事業部門やサプライチェーンと連携しながらコアの事業課題を解決するプロセスイノベーションを推進する具体的な手法を解説します。
さらに、講演者が推進したオムロンヘルスケアの改革を支援したTOC(制約理論)のトップエキスパート(Goldratt Japan)が登壇。プロジェクトやサプライチェーンが制約となる場合における全体最適のマネジメント実践法を学びます。
最後には、赤字続きだったマツダの大改革を成功に導いた元マツダ株式会社会長の金井誠太氏による「バックキャスト・イノベーション」についての特別講義も予定されています。
開催日時 | 2024年11月13日(水) 10:00~18:30(開場 9:30~、懇親会含む) |
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会場 | 海運ビル(〒102-0093 東京都千代田区平河町2-6-4) » 地図 |
費用 | 一般:33,000円(税込) 日本CFO協会会員:16,500円(税込) |
定員 | 30名 |
講師 |
日戸 興史 氏
一般社団法人 日本CFO協会 理事 前オムロン株式会社 取締役 執行役員専務CFO 兼 グローバル戦略本部長 プロフィール ▼
金井 誠太 氏
マツダ株式会社 元 代表取締役会長 プロフィール ▼
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プログラム | |
時間 | 内容 |
10:00 – 11:30 | 全体最適のROICマネジメントとは ・なぜROICが注目を集めるのか ・ROICだけでは不十分。必要なのはROICマネジメントである ・ROICを上げる最大の障害は何か ・部分最適から全体最適へROICマネジメントを実践した事例 ・変えられない過去から変えられる未来に集中する思考法 ・全体最適の意思決定をするためのスループット会計 ・Q&A |
11:30 – 12:30 | 昼食休憩 |
12:30 – 14:00 | プロジェクトが制約の場合のマネジメント ・プロジェクトが失敗する要因 ・プロジェクトの遅れのインパクト ・早期完了のインパクト ・曖昧なプロジェクトの成功基準をいかに明確にするか ・様々なステークホルダーが絡み合うプロジェクトでいかに関係者の合意をとりつけるか ・変えられない過去から変えられる未来へ集中するマネジメント ・破綻したプロジェクトを立て直した事例 ・Q&A |
14:00 – 14:15 | 休憩 |
14:15 – 15:45 | サプライチェーンが制約の場合のマネジメント ・なぜ過剰在庫と欠品が同時に存在するのか ・過剰在庫と欠品がもたらすインパクト ・過剰在庫と欠品の同時解消がもたらすインパクト ・儲ける力を診断するサプライチェーン 5つのクイズ ・需要予測に関する3つの誤り ・サプライチェーンを部分最適から全体最適に変えるには ・見える化すべきは個々の効率か、全体の制約か ・変えられない過去から変えられる未来へ集中するマネジメント ・サプライチェーン革新事例 ・Q&A |
15:45 – 16:00 | 休憩 |
16:00 – 17:00 | イノベーションが制約の場合のマネジメント ・特別講演:「逆境から飛躍の道を創る バックキャスト・イノベーション」 金井 誠太 氏(元マツダ会長) ・Q&A |
17:15 – 18:30 | 懇親会 |
お申し込み
※お支払いはクレジットカード決済のみとしております。
※お支払いいただきました受講料はご返金いたしかねますので、ご了承ください。