
200社を超える先進企業が開発に参加!
資本効率が求められるビジネスの意思決定を強力に支援。
コーポレート・ファイナンスを使ったこれからの経営企画はじまる。
FP&A(経営企画スキル検定)
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FP&A(経営企画スキル検定)
重要なお知らせ
第5期(2023年5月1日~7月31日)から、問題数と試験結果の通知方法が以下に変更になります。
問題数を80問から100問に変更
試験結果は試験終了後、試験会場でのお渡しに変更
詳細は本ウェブサイトの「検定試験概要」をご確認ください。
恐れ入りますが、何卒宜しくお願い致します。
日本CFO協会では、日本企業におけるFP&A組織の発展とFP&Aプロフェッショナルのネットワーク化を目指し『FP&A実務勉強会』を開講しました。現在250名を超える受講者によって月次の会合と受講者限定のSlackによる日常の交流が行なわれています。
2021年9月に開催された「CFO X!! 2021」では、FP&Aの機能と事例、「FP&A実務勉強会」の内容や現状と課題等について、第一線で活躍するCFOや財務幹部としてご活躍の運営委員7名のインタビューを交えて紹介いたしました。
池側 千絵 氏 (ストラットコンサルティング株式会社 代表取締役/一般社団法人日本CFO協会 主任研究委員 FP&Aアドバイザー)
大矢 俊樹 氏 (グリー株式会社 取締役 上級執行役員 最高財務責任者/一般社団法人日本CFO協会 理事)
橋本 勝則 氏 (東京都立大学大学院 特任教授/前デュポン株式会社 取締役副社長)
本田 仁志 氏 (株式会社日立物流 執行役 財務戦略本部 副本部長)
三木 晃彦 氏 (日本板硝子株式会社 執行役員 経理部 アジア統括部長)
三木 久生 氏 (株式会社リクルート 事業統括室室長)
宮増 浩 氏 (Studio H Tokyo代表/US CPA (Illinois, inactive)/US Professional Tennis Association (Professional))
石橋 善一郎 氏 (一般社団法人日本CFO協会 FP&Aプログラム運営委員会委員長 兼 主任研究委員)
海外の先進企業では、経営の意思決定を支える機能として「FP&A」という部門がCFOの傘下として確立されています。特にデジタル化によって月次決算プロセスや月次報告書が自動化されていく中で、「FP&A」という機能こそがCFO組織における重要な仕事というトレンドにあります。
「分析、予測、計画の策定、業績報告といった業務を通じて、経営や事業の意思決定プロセスに貢献する」というのがFP&Aの主な業務で、日本では経営企画部門や社長室でその機能を担っているケースや、経営管理部門、または事業部の企画・管理部門で行っているケースなど様々であるのが実情です。
しかしながら、海外先進企業のFP&Aは、 “管理会計”、“企業財務(コーポレート・ファイナンス)”や“事業戦略”すべての知識をベースに持つ専門家が将来の戦略を数字でマネジメントし、実践しているところにその強みがあり、限られた実務経験をもとに属人的な手法で進めている多くの日本企業との決定的な違いと言えるでしょう。
財務のプロが組織している米国最大の団体AFP(Association for Financial Professionals)が、米国企業のみならず世界の先進企業で活躍するFP&A分野の実務家を対象にフィールド調査を行い、FP&Aの業務とは何か、それに求められるスキルは何かを体系化し、2014年にFP&A資格(Certified Corporate FP&A Professional)プログラムを開発しました。
FP&A資格(Certified Corporate FP&A Professional)の詳細はこちら(英語)
日本CFO協会は、AFPの協力を得てこのFP&Aの教育プログラムの検討会を2019年7月に開始しました。
様々な業種の日本企業の経営企画・経営管理の実務家16名からなるワーキンググループを組織し、AFPの教育プログラムをもとに全16時間の検討会を開催しました。FP&Aプログラムの日本企業への導入に向けた有効性が認められ、日本企業の実態を踏まえた補足内容も取り入れた日本版FP&Aプログラムの開発が具体的にスタートしました。
その後、日本版FP&Aプログラムの日本企業への適合性や妥当性をを検証することを目的に、2020年5月・6月に「FP&A研修講座(パイロット版)」を実施し、212社から227名のFP&A領域に従事する実務家の方々にご参加を頂きました。このパイロット版の研修講座における受講者の様々なご意見やご要望を取り入れることで、この度日本版FP&Aプログラムの開発が進められました。
分析、予測、計画の策定、業績報告といった経営・事業の意思決定プロセスに貢献する「経営企画・経営管理」の世界標準の実務スキルを見える化します。
グローバルにその価値が認められているAFP実施・認定のFP&A資格プログラムを、日本企業の実情を考慮し、ダイジェスト版としてその範囲と難易度を調整し、日本版のFP&A検定として開発された試験です。
・FP&A(経営企画・管理、事業管理、財務管理業務等)に従事している方、または今後FP&Aの仕事を目指す方
・FP&A関連の知識やスキルを学び、経営・事業センスを向上させたい方
※経験年数は問いません。
・FP&Aとは
・戦略、組織及び業界
・予算管理(計画と統制)
・財務モデリングのプロセス
・財務予測の作成
・投資決定のプロセス
試験実施期間 | 二期制受験となります。 |
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予約受付期間 | 上期:2月1日~7月28日 |
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再受験規定 | 同一受験期間内で再受験することは出来ません。 |
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問題数 | 上記の出題範囲から合計で80問(四肢択一) ※第5期からは上記の出題範囲から合計で100問(四肢択一)に変更になります。 |
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試験時間 | 90分 |
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試験結果 | 合否ではなく総合点(満点:800点)から5段階のレベルでスキル評価し、 ※第4期(2022年11月1日~2023年1月31日)の試験結果は2023年2月中旬以降に通知させていただく予定です。 |
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受験方法 | 試験は全国にある試験センターでコンピューターでの受験となります。 |
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受験料 |
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受験者の答案は一切開示しません。また、スコア・レベル・分野別達成度合・試験問題の内容などに関するお問い合わせは一切お答えできません。
米国AFPが実施・認定するFP&A資格(Certified Corporate FP&A Professional)につきましても、今後日本CFO協会を通じて受験のご案内・受験のための教育講座をご案内していきます。
試験結果は合格・不合格ではなくスコアとレベルで評価されます。評価の基準は常に一定であり、受験者のスキルに変化がない限りスコアも一定に保たれます。以下の試験結果の評価区分は、当検定を開発した日本CFO協会FP&A運営委員会が行ったスコアと経営企画・経営管理業務スキルとの相関についての検証結果から作成されたものです。どの程度のスキルかを確認する目安としてご参照下さい。尚、FP&Aは、経営企画・経営管理の実務スキルを測定するものであるため、受験者の業務スキルを測る上で最も重要な指標は、「スコア」です。分野別の達成度合については、参考情報ですのでスコアを伸して頂くために、どの分野の達成度合を上げれば良いかといった情報としてお使いください。
※下記の画像をクリックいただきますと、拡大した画像をご覧いただけます。
問2 FP&Aプロフェッショナルが事業部門において計画や分析を提供する場合に、
事業部門のニーズを理解し付加価値を加えていることを最も良く示すのは、以下のどれか?
A.特定の、測定可能な、達成可能な、関連性を有する、時間軸のある(SMART)な業務活動の目標を、
事業部門のために定義する。
B.最終成果物を企業の戦略に紐付ける。
C.事業部門と企業全体の両方に強い関連性のあることに、最終成果物を紐付ける。
D.最終成果物を事業部門の業務計画に紐付ける。
問3 データをダウンロードした際に、ダウンロードしたデータとダウンロードしたデータに対して
持っていた期待の間に差異が生じていた。最初にすべきことは、以下のどれか?
A.差異はデータの移行に関する問題だと見做す
B.専門家から原因に関する仮定を入手する
C.ダウンロードしたデータの情報源にあるデータをチェックする
D.ダウンロードしたデータに対して統計的な分析ツールを適用する
問4 時系列分析における長期トレンド (Secular Trend)に関する記述は、以下のどれか?
A.将来の予測が不可能なランダムで定常的ではない変動
B.年間における季節の変化に応じて、月毎もしくは四半期毎に定常的に繰り返される予測可能な変動
C.過去データの長期間にわたる基調的な傾向
D.長期間にわたり繰り返されるが、異なった期間において異なる大きさで発生する、長期トレンドに対する変動
問5 ペット用の高級食料品業界では、少数の競争業者が一般のペット用食料品と差別化し、ペット用高級食料品の価値を
顧客に理解して戴くことに集中している。本業界は製品ライフサイクルのどのフェーズに位置しているか?
A.導入期 (Introduction)
B.成長期 (Growth)
C.成熟期 (Maturity)
D.衰退期 (Decline)
問6 投資プロジェクトの評価において、埋没原価 (sunk costs)の取り扱いは、以下のどれか?
A.投資プロジェクトの期間に依存する
B.分析から除外される
C.合意された比率がコストの見積もりに含まれる
D.分析に全体が含まれる
小口 秀人 氏
アビームコンサルティング株式会社
P&T Digitalビジネスユニット FMCセクター シニアマネージャー
経営企画だけでなく、経理・財務やコンサルティングの方にもお薦め
デジタル時代のCFO組織は、デジタル技術を活用した経営への情報提供・CEO参謀機能の強化が必要となり、経理・財務部門に求められるスキルも大きく変化すると考えます。これまでは経理・財務業務の軸となる会計知識が重視されてきましたが、今後はデジタル技術の知見に加えて、経営へのより深い理解やコミュニケーション能力、さらにはファイナンスや統計学など広範なスキルが必要となります。FP&A(経営企画スキル検定)は、それらのスキルが体系的かつ実践的に整理されており、自身のスキルを客観的に測定できる有効な検定になっています。経営企画業務だけではなく、経理・財務業務やコンサルティングに従事している方々にもお薦めの検定です。
冨田 公一 氏
AGC株式会社
経理・財務部 経理グループ マネージャー
専門的・理論的、且つ実務の場面で活用できる
ワーキンググループの活動を通じて初めてFP&Aのことを知りましたが、このプログラムは経営管理に必要な理論や知識を、FP&Aという観点から体系的に学ぶ優れた機会であると思います。各分野の内容についても、専門的・理論的な内容に加えて実際の実務の場面ですぐに活用できる内容も含まれており、楽しく学ぶことができました。経営や事業の意思決定プロセスに貢献していくためには、実務経験を通じた専門性の深化だけでなく、管理会計や事業戦略など幅広い視野を持つこと、そして学んだ知識をもとに計画の策定や分析などアクションに繋げていくことが大切であると感じており、このFP&Aプログラムで学んだことは今後さらにビジネスにおいて必要とされる内容だと思います。
永井 秀児 氏
スリーエムジャパン株式会社
Finance Head of Finance, 3M Asia, Health Care Business Group
FP&Aという職務に求められる根源的なスキルを体系的に学べる機会
経営の意思決定を強くサポートするFP&Aという職務は、頼るべきルールブックのようなものがなく、何をすれば経営課題を深掘りでき、どのようなアプローチで課題に向かえばよいのかが非常に広範囲でありかつ曖昧です。また時流により求められることが常に変化していきます。本検定およびそれに向けた学習は、FP&Aという職務に求められる根源的なスキルを体系的に学び、かつご自身がこれまで気づいていなかったアプローチや観点を探る良い機会になると思います。
本田 仁志 氏
株式会社日立物流
財務戦略本部 執行役 財務戦略本部 副本部長
グローバル企業においてFP&Aは「共通言語」
日本企業においては、これまで終身雇用・年功序列を前提としたOJT中心の人財育成が中心であり、プロフェッショナルとしてのFP&A機能が認知されない状態が続いていました。一方、グローバル企業においてFP&Aは「共通言語」です。グローバル展開、M&A、新規事業参入、既存事業撤退といった重要な意思決定において、FP&Aはまさに「共通言語」であり、日本企業がグローバル企業に伍して勝ち抜くために必須のスキルです。日本企業とグローバル企業とのギャップを埋める取り組みがFP&Aプログラムであり、この取り組みを通じて、再び日本企業が輝きを取り戻すことを期待しています。
(ご氏名五十音順、部署名・役職名等は掲載時のものとなります。)
試験運営会社のCBT-Solutions社WEBサイトよりお申し込みください。
受験チケット(バウチャー)をお持ちの方も上記からお申込みください。
※試験会場一覧・空席照会はこちら
受験サポートセンター
TEL:03-5209-0553
受付時間:午前10時~午後5時(土日祝日を除く)
» メールフォームでのお問合わせはこちら
「キャンペーンコード」を使ってご購入いただく場合は、こちらよりお申込みを御願い致します。
※法人会員割引との併用可能
Eラーニング「FP&A実践講座」開講!!
第1期の検定試験実施に先立ち、オンラインでいつでも学習可能なEラーニング「FP&A実践講座」が、CFO Schoolに追加されました。
日本CFO協会 Eラーニング・プログラム「CFO School」の詳細はこちら
200社を超える日本企業のFP&A実務担当者が参加した「FP&A研修講座」(パイロット版)における様々な受講者の様々なご意見やご要望を取り入れて開発された、世界標準のFP&A業務に求められるスキルを体系的に学べる日本で唯一の教育プログラムです。
石橋 善一郎(いしばし ぜんいちろう)氏
一般社団法人日本CFO協会 FP&Aプログラム運営委員会委員長兼主任研究委員
中央大学大学院戦略経営研究科 客員教授
LEC会計大学院 特任教授
株式会社常陽銀行 社外取締役
富士通株式会社、富士通アメリカ、株式会社コーポレートディレクションズ、インテル米国本社事業部コントローラーを経て、インテル株式会社最高財務責任者に就任。D&Mホールディングス株式会社にて執行役兼最高財務責任者、日本トイザらス株式会社にて代表取締役副社長兼最高財務責任者、日本マクドナルド株式会社にて上級執行役員兼最高財務責任者代理を歴任。
東北大学会計大学院国際会計政策コースにて教授、早稻田大学大学院商学学術院、一橋大学大学院経営管理研究科、相模女子大学大学院社会起業研究科、筑波大学大学院グローバル研究院にて非常勤講師を歴任。
米国管理会計士協会(IMA)にてグローバルボード及び東京支部理事を歴任。
米国公認管理会計士 (USCMA)、米国公認財務管理士 (CFM)、米国公認戦略競争分析士 (CSCA)、米国公認会計士(イリノイ州、Certificate)、米国公認内部監査人 (CIA)、米国公認Corporate FP&Aプロフェッショナル (FPAC)。
上智大学法学部卒業、スタンフォード大学経営大学院修士課程(MBA)修了、一橋大学大学院国際企業戦略研究科修士課程(MBA)修了、筑波大学大学院ビジネス企業科学専攻博士後期課程単位取得満期退学。
著 書: 『経理・財務・経営企画部門のためのFP&A入門』 (中央経済社、2021年、単著)
『CFO最先端を行く経営管理』(中央経済社、2020年、共著)
『CFOの履歴書』(中央経済社、2019年、共著)
翻訳書: 『BSC戦略マネジメントハンドブック』(中央経済社、2009年、共訳)
『インテルの戦略』(ダイヤモンド社、2006年、共訳)
『脱予算経営』(生産性出版、2005年共訳)
LEC会計大学院が、Eラーニング「FP&A実践講座」の理解を深めることを目的としたフォローアップ講座を
オンライン(オンデマンド配信)にて実施します。
詳細はこちら